タイヤ交換中にボルトが折れた!→修理完了までの経緯!
本記事は、タイヤのボルトが折れた時の状況、修理完了までの経緯を記録しました。
タイヤのボルトが折れて困っている方の参考や折れた経験のある方が共感して頂ければ、幸いです。それではどうぞ!
スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)から夏タイヤへ交換中…
春になり、雪の季節が終わった頃の晴れた日、タイヤ交換することにしました。
タイヤ交換歴は、16回(8年×2回)程度ありますので、こなれた感じで作業をしていたところ…
このナットを締めて終わり…といった場面で問題が発生しました。
ナットを締めても締めても、一向に締まる気配がないのです。
締まらないナットの原因を探る
「今まで、こんなに締めたことないけど…どうなってるんだ?」…と疑問に思いながら、締めていくのですが、やはり締まらない。
ナットがずっとずっと、グルグル回り続けるのです。
「やっぱりこれはおかしい!…一体何が起こってるんだ!?」と今回の異変に気付きました。
そこで、ナットを締める作業を止め、取り外すことで、ナットとタイヤの様子を確認することにしました。
左が通常ナット、右が確認したナット。
ッ!?
ご覧のとおり、ナットの中に、何かが詰まっています。
続いてタイヤ。
写真では分かりにくいですが、ボルトが短くなっていました。
ボルトが折れていたことが判明!
いくら締めても締まらない原因がわかりました。
どうやら、ナットを締めるボルトが折れてしまったようです。
そして、折れたボルトもナットにがっちりホールドされています。
「そりゃ、締められないよね…えっと、自分で直すのは無理として、どこに頼めばいいんだろう?」
地味に焦りました。((( ;゚Д゚)))
ちなみに検索しているときに知りましたが、件のボルトはハブボルトと呼ぶそうです。
修理先を電話して探す…の巻
とりあえず、その道の専門家に電話して聞くことにします。
その結果、6ヵ所に電話することになり、6ヵ所目でようやく、修理対応の話が出来ました。電話した順番は下記の通り。
- コバック(車検を受けているところ)→休業日
- オートバックス(タイヤといえば…)→電話繋がらず
- イエローハット(タイヤといえば…パート2)→電話繋がるも修理対応はやってないとのこと。ディーラーに聞いてはどうかとアドバイスをうける
- トヨタカローラ福井(カーディーラー)→休業日
- マルトミ(父の行きつけのガソリンスタンド)→休業日
- 渡辺自動車(妻の車を以前修理して貰ったところ)→電話繋がり、修理の相談へ…下記につづく
渡辺自動車さんへ修理の相談
トラブル発生日は、3連休の最後の日曜日だったこともあり、殆どのお店がお休みしていました。
渡辺自動車も例によってお休みだったのですが、社長様と偶然、連絡が取れたことが幸いし、対応して頂けました。
気になる修理費用も1万はいかないとのこと。
もっとかかるイメージをしていたので、ここで結構安心しました
(辛い出費ではありますが…^^;)
また、翌日営業日からすぐ作業に取り掛かれるよう、車の乗り入れの提案を頂きました。
ただ、乗り入れるにしてもボルトが…以下につづく
ハブボルトが折れた時のアドバイス
電話口で教えてくれたのですが、4本のナットの内の折れていない3本をしっかり締めておけば、走れるとのこと。
しかし、下記の注意事項は要チェックです。
- 注:急発進や急ブレーキ,急ハンドル等は避け、安全運転する場合に限る
- 注:修理する工場まで緊急的に移動する位の距離を想定してます。私の場合は約15km, 30分位運転しました。
このアドバイスのおかげで、無事に車を乗り入れることが出来ました。
事務所を訪ねると、社長さんが応対してくれました。
渡辺自動車より修理時の諸注意
その時に社長さんから、修理をするにあたり、下記のお達しがありました。
- 作業に取りかかるのは翌日の営業日からとのこと
- 部品があれば、その日中に仕上げてくれるとのこと。
とりあえず、ほっとひと安心です。
車の修理をお願いし、貸してくれた代車で帰路につきました。
翌日修理完了!ようやく一安心。
ーーー翌日ーーー
10時頃電話がかかってきました。
修理が完了したので、いつでもどうぞとのこと。(はやっ)
会社帰りの夕方に取りに行く想定しておりましたが、昼休みを使って取りに行かせて頂くことにしました。
修理費用は¥6,500でした。
しかも、PayPayにて支払い可能だったので、PayPayにて支払いしました。(ポイントバックで少しおトク)
一時はどうなるかと思いましたが、なんとかなりました。
ありがとう渡辺自動車さん!
なんでも、社長さんと話した時に教えてくれたのですが、修理だけでなく、車検も取り扱っているそうです。
しかも口頭で相談した感じでは、お安い。次回の車検をお願いしてみようと思います。
実際の車検がどれだけ安くなるか、気になるところです!
下記より、本記事の参考欄です。
参考…ボルトが折れた原因と対策
ボルトが折れた原因は、締める力が強すぎたことかな~と思っています。
ただ、折れた音がしなかった(気づかなかった)のでビックリしました…苦笑
対策としては、トルクレンチの利用が一番でしょう。
トルクレンチは適正な力でナットなどを締めつける下記画像のような道具です。画像リンク先より使い方が紹介されています。
ただ、トルクレンチでナットの締め付けの力を調整できるようになったものの、肝心の設定値がわからないことには始まりません…。
タイヤ取り付け時の締め付けトルクについては、自動車保険でおなじみ「チューリッヒ保険会社」のHPにわかりやすい説明がありましたので、下記引用させていただきます。
ホイールナットの締め付けトルクは、一般的に普通乗用車では90~110N・m(9~11kgf・m)、軽自動車では70~90N・m(7~9kgf・m)といわれています。この値を手の感覚だけで合わせることは困難なため、トルクレンチという工具が市販されています。ご自身の車の適正なトルク値を知りたい場合は、まず取扱説明書をご覧ください。
引用元: タイヤのホイールナットの締め付け(トルク)|チューリッヒ (zurich.co.jp)
記載がない、あるいは純正ホイールではない場合は、ディーラーやホイールメーカーなどに問合わせましょう。自動車メーカーによっては車種別の適正トルク値を一覧表としてネット上に公開しているところもあるようです。
私のように、「走行中に取れたら大変だから…」と目一杯締め付けてしまう心配性な方にトルクレンチは、おすすめです。
参考…渡辺自動車について
本記事にて紹介させて頂いた渡辺自動車の公式HPのリンクを貼っておきます。
下記ボタンより公式HPをチェックすることが出来ますのでご参考ください。